ヨークシャーのスリーピークス

ペニゲントPen-y-ghent(694m)
ワーンサイドWhernside(736m)
イングルバラIngleborough(723m)から成るヨークシャーのスリーピークスは
全長約40kmのサークルルートとしてウォーキング愛好家に人気があります。

このルートを12時間以内で歩き切る「スリーピークスウォーク」に挑む
多くのウォーカーが訪れ、
またタイムレースの「スリーピークスラン」などのイベントも
よく開催されています。
速い人は3時間台で完走するというから驚きです。
私は何度かこの三峰を歩いているのですが
一度にスリーピークスを踏破するチャレンジをしたことはまだありません。
時間を気にせずマイペースで歩くのが好きですからね、としておきましょう。

今日はヨークシャースリーピークスのひとつ、ペニゲントに登ってみました。


駐車場から望むペニゲント
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スタート地点は、ホートン・イン・リブルズデールHorton in Ribblesdaleという村。
この村には指定歴史建造物の12世紀築の教会や魅力的なパブ&インなどがあります。
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このカフェはインフォメーションセンターを兼ね
ここでスリーピークスウォークのタイム記録をとってくれます。
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ペニゲントへの登頂コースは複数あるのですが、今回はBracken Bottom Farm側から
歩き始めました。
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振り返ると同じコースを歩く人たちが続いていました。
好天に恵まれ、ひんやりとした風が心地良く吹いています。
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ボランティア活動でここまでシャベルをかついで登ったことがあります。
その時に作った水はけを良くするための排水路もまだ機能しています。
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面妖な山の頂上に近づきました。
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ドライストーンウォールを越えて南を望む。
下からのウォーキングルートはマラムから続くPennie Wayです。
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この辺りからこう配はきつくなり、足場も悪くなります。
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あともう少しというところで思わぬ展開が待っていました。
急に強風が吹き、2本足で歩くことが難しくなったのです。
写真など撮っている場合ではなくなり
四つん這いになってよじ登り始めました。
が、動くと風に身体ごと持っていかれそうになり…
下はほぼ直角に思える急こう配…

ここで吹き飛ばされたら
果てまで続くヨークシャーデイルの上に身体が舞ってしまいます。
引き返すわけにもいかず耐える時間が続きました。

何度か登ったことがあるのですが、これほどの強風は経験したことありません。
時間にしたらほんの数分だったのでしょうが、怖かったです。
空は青いのに…、これだからヨークシャーの気象は侮れません。

風が少し弱まったタイミングを見計らって、一気に頂上まで登りました。


到着。息が完全に上がっていました。
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誰もいないと思ったら、皆さん壁の反対側で風を避けて休んでいました。
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私も壁にもたれてランチしながら一休みしました。

何ごともなかったように風はやみ、息も整ったので帰路につくことに。


反対側から登って来たカップル。手をつないで仲良さそうですがお疲れのご様子。
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反対側は急こう配や崖みたいな箇所はなく、なだらかな道が続きます。


中腹でランチする2人。実にヨークシャーな光景です。
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遠くにイングルバラ(左)、ワーンサイド(右)が見えます。
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白い線のように見えるのがウォーキングルート
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道しるべとまだ咲き残っていたアザミの花
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道標にはヨークシャースリーピークスのルートであることが記されています。
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遠ざかるペニゲント
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小さな滝
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帰路は快適に歩いて村に戻り、今日のウォーキングは終了。

ウォーキング中にすれ違う時には互いに
「Hi」、「Hiya」などと声を掛け合い
時には立ち止まってしばし話すこともあります。

今日もたくさんの笑顔と出会いました。
そんなひとときがヨークシャーを歩く楽しみのひとつでもあります。

August 2015

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