湖は上から眺めるべし

grasmere
イギリスを代表する詩人ワーズワースゆかりの地
グラスミアGrasmereは、湖水地方の人気観光スポット。
四季を問わずいつもにぎわっています。

この日も村のパーキングには大型観光バスが数台止まっていました。
パーキング沿いの舗道にはバスから降りたばかりと
思われる50人以上のイギリス観光中の日本人団体客が、
ワーズワースが過ごしたダブ・コテッジと
隣接するワーズワース博物館の方向へ向かって
ゾロゾロと行進していくのを見ました。

あの中でいったい何人の人がワーズワースの文学に
親しんだことがあるのでしょうか、
ってなことを言うと嫌われますかね(^^;

さて、グラスミアの湖は村のにぎわいに反して
いつも静かで美しい佇まいを見せています。
その湖畔を一周するウォーキングコースがあり、
某有名ガイドブックに紹介されているからでしょうか、
日本人の方が歩いているのを見かけることもあります。

このコースは悪くはないのですが途中車道(交通量多し)を
歩かなければならず、カントリーウォーキングを
堪能したいのに車の音を聞くのはなんとも興ざめです。

また、個人的には自分の前後に人が歩いているのが
常に見えるというのもマイナスポイントです。

で、この日、グラスミアを案内した友人に
「見せたい景色があるから」
と半ば強引に連れて行ったのが、グラスミア湖を
見下ろす山の頂上を目指す私のお気に入りのルート。

このルートは休憩時間も含めて約3時間のコースで、
スタート地点は湖畔一周コースと同じなのですが、
途中から道中、人と会うことはほとんどありません。

実際この日、下りでは一組ともすれ違いませんでした。
山の頂上にはさまざまな別ルートから登ってきた人たちが
景色を愛でながら休んでいます。

トップの写真は、頂上からグラスミア湖と
ライダルウォーター湖を見下ろしたところ。
さらにここからは遠くにウインダミア湖など他の湖も
見ることさえできます。

湖水地方を訪れる友人・知人には
「湖は上から眺めるべし」
と常々アドバイスしているのですが、この日の友人は
それに納得し感動してくれたので私も嬉しかったぞ(^^ ♪

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下りでのスナップ。左端に見えるのがグラスミアの村。
このあたりまでは問題なかったのですが、
どうやら途中でフットパス(ウォーキングルート)を間違えたらしく
迷ってしまいました。

何とかなると思ったのですが、だんだんと行く手が
険しくなり正直ちょっとあせり、友人も不安げな表情で
こちらを見始めました。

まあ、眼下に目指す村が見えていましたし、
そんなには心配していませんでしたけれど。

とはいえ、途中立っているのがやっとの急斜面(もし足を踏み外したら
100mくらいは滑り落ちる)を下らなければならず大変な思いをしました。
スマンかった、M君。

May 2007

コメント

  1. やたろう より:

    フットパスこんなとこ通るの??ってところまで道になってるので、あってるかどうかわからないときがありました。ローズデイルの一番短い散策コースでしたけど(^_^;)
    それにしても湖綺麗ですね~やっぱ北の方面にも行きたくなりました~今年は無理だけど(>_<)

  2. 田舎歩き より:

    >やたろうさん
    カキコありがとうございます。
    そうですよね。何十年何百年前からウォーカーによって踏み固めれた跡がフットパスとなったのが大半ですので、わかりづらいときがありますね。
    ヨークシャーデイルズには宣教のため牧師が村から村へ歩いた跡が後年フットパスとなった所が多いですよ。
    また北イングランドにもいらしてくださいね。

  3. akanat (Tanaka.K) より:

    急斜面といえば田舎歩きさんに案内してもらったマラムの崖も私は結構怖かったです、濡れてましたし。
    あとは西海岸からコニストンに抜ける道。延々と崖の上の細い道が続いていて対向車が来ると怖かったですよ。でもあの景色は忘れられんです。天気のいい日に是非もう一回ドライブしたいです。
    来月うちの母が日本人団体客としてグラスミアに行くらしいです(^^)

  4. 田舎歩き より:

    >akanatさん ワハハ、どうやら私はいろんな人を怖い目にあわせているようですね。 しかし、怖い目にあったり、道に迷ったりと、非日常を体験するのも旅の醍醐味なんちゃって(^^;

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