ヨークシャーデイルズの村 スワイトThwaite

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ヨークシャーデイルズの中でもひときわ静かな佇まいを見せているスウェルデイル。
そのスウェルデイルの西端にある村がスワイトThwaite。
前の記事で紹介した村ミューカーから2kmほど西に位置しています。

野生生物写真の草分け的存在と言われる
チェリー・キアトンCherry Keartonは
1871年にこの村で生まれています。

美しい自然に囲まれて育ったチェリーが、野生生物を記録しておきたいと
思うようになったのは当然の流れだったのかもしれません。
チェリーは兄でナチュラリストのリチャードRichardと
ともに野生動植物の写真集を何冊も発表し、
1910年代には野生生物のドキュメンタリー映画も製作しています。
イギリスには大規模なウォーキングルートが
いくつもあるのですが、その中でも代表的なのがぺナインウェイPennine Way。

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このぺナインウェイがスワイトを通っていることから、
スワイトはウォーカーの宿場の村としても知られています。
ペナインウェイはピークディストリクト国立公園の村Edaleから
スコットランド国境近くの村Kirk Yetholmまで続く
全行程464kmのウォーキングルート。


毎年約25万人のウォーカーがこのペナインウェイを
歩くと言われています。

もちろんすべての人が全行程を歩くわけではありませんが、
たとえば、夏のホリデイ中に何日もかけて全ルート踏破に
チャレンジする人は少なくないです。

私はまだ挑戦したことはないのですが、
一日歩き続け、夜になったら宿場の村で休み、
翌朝また歩き始める、を何日も繰り返す、
というのをいつか経験してみたいと思っています。

また、スワイトの3km北にはCoast to Coastルートが
横断しています。
このCoast to Coast ウォーキングルートはその名が示す通り、
アイリッシュ海海岸の村St Beesから
北海海岸の村Robin Hoods Bay(以前化石が採れる漁村として紹介)を
結ぶ304kmのルート。

湖水地方、ヨークシャーデイルズ、ノースヨークムーアズの
3つの国立公園を横断するこのウォーキングルートも
ウォーカーたちを惹きつけて止みません。

今すぐにでも歩きに行きたくなりますね!

June 2007

コメント

  1. マレーちゃん より:

    Thwaite、美しい所ですね。昨年イギリスを訪れた際は十分なwalkingが出来なかったので、次回行く時はwalking shoesを準備して存分歩きたいね~とManchesterに住む友人と話しています。自然を楽しみながらのwalking、贅沢な時間です。

  2. 田舎歩き より:

    >マレーちゃんさん
    カキコありがとうございます。
    そうですよね、ウォーキングシューズがなくては始まりませんよね。
    私はシューズだけは奮発して防水加工で頑丈なのを買いました。
    ですので、川だろうと沼地だろう岩地だろうといさいかまわず
    ズンズン歩いていけますよ。

  3. 深青 より:

    sensibleな靴、大切ですね。
    歩きたくなる風景だと思います。
    Cherry Keartonには程遠いですが、もし歩く機会を見つけられたら、絵を描いてみたいなと思いました。
    Staffsはほとんど雨です。晴れたらウォーキングも楽しいのにと思います。

  4. 田舎歩き より:

    >深青さん
    カキコありがとうございます。
    こちらヨークシャーも今年は雨が多く、
    スカッと一日中晴れ渡る日がほとんどありません。
    せっかく午後10時くらいまで明るい夏なのに雲が
    かかってしまうことが多く残念です。

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