ウォーキングと脳内麻薬

viaduct201
ヨークシャーのスリーピークスの1つワーンサイドWhernsideへと
続くリブルズヘッド高架橋Ribbleshead Viaduct。

viaduct202

ウォーキングはスタートして一時間くらいすると疲れを感じ始めます。
が、そのまま歩き続けるとしんどさを突き抜けて「ハイ」な気分に
なります。
脳内モルヒネが大量に分泌されて、いわゆる「ランナーズハイ」の
状態に突入するわけです。
体は疲れているのに、頭の中は休まっている、というような感覚を
覚えます。
脳内麻薬と呼ばれるくらいですからこの状態を何度も味わうと
病みつきになってしまいます。
まあ、理屈ではなく、無心になって歩く、というのは単純に
気持ちのいいことですけれどね。

whernside20wall

ウォーキングは基本的には1人歩きを好みます。
1、2時間程度なら構わないのですが、それ以上の場合は
自分のリズムで歩きたくなるからです。
ただし自分と同じリズムを持った人なら、その限りではありません。
互いに歩くことに意識を集中させることができます。
この辺はバンドもよく似ています。
1、2曲やるだけならともかくジャムったりする場合に、
自分とは違うリズム感やビート感の人と一緒にプレーすると
いつまでやっても音の中に入っていけません。
表面上のテクで合わせようとしても徒労感が残るだけ。
逆にしっくりくる連中とのジャムセッションは、
一体感とともに体がフワッと浮くような不思議な浮遊感を
味わうことができ、時間の経つのを忘れます。

さて、今回の写真はウォーキング仲間のスチュワートと
ヨークシャースリーピークスの1つワーンサイド登頂
およびその周辺を歩いたときのもの。
5時間くらいのウォーキングでした。

tarn

スリーピークスと言ってもイギリスには高い山がなく、
ワーンサイドにしても標高約740m。
ですから天候さえ良ければ割と気軽に登れます。

stuart
足を止めて景色を愛でるスチュアート。
背景に見える山はスリーピークスの1つイングルバラIngleborough。
今週末もジャンキーの如く「ランナーズハイ」を求めて
ウォーキングに出掛ける予定です。

May 2007

コメント

  1. yuu@ より:

    beautiful! 

  2. 田舎歩き より:

    >yuu@さん
    デイルズに代わってサンクスです!

  3. 信男 より:

    はじめまして、リンクのご報告です。
    現在、海外情報関連のサイトを集めたリンク集「異国でごじゃりん」というのをやってます。
    今回、貴ウェブログをリンクさせて頂きました。
    http://www.geocities.jp/ikokudegojalin/rinknorthingland.html
    リンク拒否等がございましたらお手数ですがご連絡を下さい。

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